南部先生のちょっといい話

ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎氏が、ストックホルムで講演してないのが何でかわからなかったので、ちょっと調べてみたら、ええ話に辿りつきました。

簡単にまとめると
表向きは「妻の体調が悪いから」ということで欠席。
ただし、代理として受賞業績の共著者であるイタリア人の先生に講演を依頼していた。

イタリア物理学会は今回のノーベル賞の選考(全員次点)に関してかなり不満があったが、
この南部先生の配慮というか器量の大きさによって怒りが収まったとか。

なんつうか、心温まるお話で、それ以上に南部という人のすごさを知りました。
別に「オレ流」だから表彰式行かないっていうわけではなくて、全体のことを考えた深慮ある行動であるところに感銘を受けました。

多分、南部さんは自分に自信があって、超然とした人なんでしょう。
自分の中で恃むところがあるから、恐れるものがない。
「俺が俺が」と得意顔でストックホルムに乗り込むよりも、
今回の選考によって不平を感じているイタリアのために心を砕くことを優先したのです。

実力と自信がある人はゆとりがあるから、相手の立場で考えられる。
だから譲ることができるんですね。

見習いたいと思います。

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No title

このお話、私は日経BPで読みました。
今回のノーベル賞を受賞した方々は本当に人間的にも素晴らしいと思います。
講演の冒頭に志半ばで病に倒れた坂田昌一・戸塚洋二両氏の功績をたたえた件は無関係の私ですらちょっと涙が出そうになりました。
この人たちの姿を古きよき日本人と見るか、それとも今なお受け継がれている気質と見るのか・・・そのあたりが気になります。
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